23年2月14日BS日テレ放送の
『ぶらぶら美術・博物館』夭逝の天才画家“佐伯祐三”展
〜傑作120点が一堂に!命を懸けた画業のすべて〜
東京ステーションギャラリーで開催中の「佐伯祐三」展へ!
鑑賞しました。
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/rDTB4uE2.jpg)
佐伯祐三は好きな画家の1人で
この番組を楽しみにしていました。
今回は番組の構成に沿って紹介された絵を
古書店で買った「アサヒグラフ」(1983年2月15日発行)の画集の絵で
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676540231531.-804x1024.jpg)
追いかけながら
備忘録としてまとめていきたいと思います。
ぶらぶら美術・博物館「佐伯祐三」展の紹介作品
番組の総まとめが、ぶらぶら美術・博物館のHPに載っていましたので
この流れで作品を紹介していくこととしましょう。
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/uwh0nj5pnxginnkkd3wwn8cdm8mpv2-796x1024.jpg)
自画像
まず最初に紹介されたのは
東京美術学校時代の自画像(右側1923年、左1924年)
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676553361196.-1024x681.jpg)
なんでもできてしまう「器用で上手い画家」だった。
大学でもトップクラスの成績。
天才肌の画家だったようですね。
デッサンはずば抜けて上手かったようですね。
立てる自画像
パリに渡って絵を描いていくなかで
友人にフォービズムのブランマルクを紹介してもらい
自作絵を観てもらうが
「このアカデミック!」と全否定されてしまう。
そこから、自らの絵を模索し始めた頃の絵
立てる自画像(1924年)
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/a5ca5e74cc35103eaa8ce853097a5024-674x1024.jpg)
(この絵だけがアサヒグラフには載せられていませんでした)
今までの自分の概念を叩き壊して
ここから新たな自分の絵を確立し始める。
コルドヌリ(靴屋)・ 壁
佐伯祐三らしさが出始めた絵
右:コルドヌリ(靴屋)1925年
左:壁 1925年
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676540071210.-1024x670.jpg)
特徴である
正面性、壁の重厚感、書き文字
それらを表現し始めた絵画。
下落合風景 ・ 滞船
ようやく独自の絵が描けるようになってきたが
体調面(結核の状態)も良くなく、兄に日本へ帰国させらされる。
それから日本で制作する絵にも特徴が表れていた。
下落合風景 1926年(右、左とも)
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676540071194.-1024x736.jpg)
滞船(右側1926年)
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676540071171.-1024x697.jpg)
電柱やマスト等、縦の線(垂直線)にこだわりがあることが特徴的
ガス灯と広告 ・ モランの寺
病を押してでも、佐伯はパリへ戻ってきて
再び制作を始める。
自らの死期を感じているがごとく
猛烈なスピードで絵を仕上げていく。
それは1日に1枚以上の制作になっていきます。
その頃に描いた絵が
左側:ガス灯と広告(1927年)
右側:新聞屋(1927年)
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676540421155.-1024x768.jpg)
モランの寺(1928年)3作品とも
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676540146864-1024x768.jpg)
この絵も確か紹介されたと思います。
郵便配達夫 ・ 扉
病であるにもかかわらず、雨の中でも制作する佐伯。
当然、病は悪化をたどっていく。
そして、30歳にして亡くなってしまうのですが
亡くなる前の代表的は作品として
右側:郵便配達夫(1928年)
左側:ロシアの少女(1928年)
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676540421195.-1024x768.jpg)
結核の病で臥せっているいる人が描いた絵とは思えない
力強さを感じます。
そして、最後に紹介されたのが
左側:扉(1928年)でした。
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676540146829.-1024x758.jpg)
少し扉が開いていて
その向こうに佐伯は次の世界を見ていたのではないかと。
やり切った感と無念さとが滲む絵にも見えました。
佐伯祐三展、ぶらぶら美術・博物館情報まとめ
最後に展覧会の情報とぶらぶら美術・博物館情報まとめておきます。
「佐伯祐三 自画像としての風景」ホームページ
東京会場:東京ステーションギャラリー 23年4月2日まで ホームページ
大阪会場:大阪中之島美術館 23年4月15日~6月25日まで ホームページ
![](http://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/02/wp-1676551904353.-800x1024.jpg)
ぶらぶら美術・博物館 ホームページ
🚩火曜は #ぶら美 の日🚩
— 【ぶらぶら美術・博物館】公式【BS日テレ】 (@Bura_Bi) February 14, 2023
今夜8時は
東京ステーションギャラリー
夭逝の天才画家“佐伯祐三”展へ
1920年代、病をおして渡仏
30歳という若さで亡くなった佐伯祐三
伝説の天才画家がパリで味わった挫折と
命をかけた画業のすべて
是非ご覧下さい✨https://t.co/YR7ltZn2tD#ぶら美#Bura_Bi pic.twitter.com/IWa6zly8Jt
YouTube
画集をスマホ写真で撮ったので見ずらかったと思います。
大変失礼致しました。
でもそれが個人ブログの面白さかなとも思っています。
私は大阪在住なので、大阪中之島美術館の開催を楽しみにしています。
最後まで御覧頂きありがとうございました。
大阪中之島美術館「佐伯祐三 ー 自画像としての風景」展を鑑賞
23年5月4日に「佐伯祐三 ー 自画像としての風景」展を大阪中之島美術館にて
鑑賞してきました。
140点の作品を鑑賞でき大変満足しています。
少し違った角度からブログまとめてみました。
よかったら覗いてみてください。(^^)
![](https://takuyoucafe.com/wp-content/uploads/2023/05/wp-1683292944537-scaled-e1683293049340-160x90.jpg)
コメント