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日テレ『初恋の悪魔』坂元裕二脚本|変化球の多いドラマ

テレビ

7月16日(土)PM10:00から始まったドラマ『初恋の悪魔』

を毎週土曜日楽しみに観ている。

坂元裕二脚本のドラマということで、やはり今までのドラマとはテイストが違いますね。

読売新聞7月16日朝刊

主役のキャストは

  • 鹿浜鈴之介(林遣都):刑事、停職処分中で捜査権はない
  • 馬淵悠日(仲野太賀):総務課所属
  • 摘木星砂(松岡茉優):生活安全課所属
  • 小鳥琉夏(柄本佑):会計課所属

引用:dorama9

ということで、最初は正直インパクトが弱い配役だなと感じました。

ただ、坂元裕二さんのドラマということで

どんな内容のドラマなんだろうと期待感で1話から観ています。

野球で言えば変化球多投のピッチャー

日テレツイッターより

ドラマの内容は、主役4人は警察関係者だが、捜査権のなく脇役なんだけども、

難解な事件が起こる度

林鹿浜鈴之介(林遣都)の洋館に集まって

独自で推理をし解決するという、

ざっくり言えばそんな感じのストーリー。

坂元裕二裕二さんのドラマの進め方は

ピッチャーで言えば、とにかく変化球が多い

登場人物の設定自体もクセがあるんだけど

カットボールで落とすような笑いがあったり

ナックルボールで揺れ動く変わった恋心があったり

大きなカーブで意表を突くようなシーンがあったり

最後は決め球のフォークで推理のオチを見せて三振。

でも、このドラマは力強い真っすぐなボールがあるんですよね。

それが役者さんの演技力

特に、馬淵悠日(仲野太賀)の真っすぐがすばらしい。

第2話の川べりで亡くなった兄に携帯電話で話をするシーンは絶品でした。

“マーヤーのヴェールを剥ぎ取るんだ”決め台詞、決めポーズがいい

最近のドラマは決め台詞を使う事が定番なのか?

以前、『探偵が早すぎる』でも

神のものは神に、カエサルのものはカエサルに”っていう

新約聖書からの一文を使っていたように

今回も“マーヤのヴェールを剥ぎ取るんだ”という

ドイツ哲学者のショーペンハウアーの言葉のアレンジがあったりと

少しアカデミックなところも奥深さを感じさせますね。

洋館のインテリアや模型も注目

林鹿浜鈴之介(林遣都)の洋館のインテリアも興味深いですね。

フランク・ロイド・ライトの照明器具が見えたり

フランク・ロイド・ライト「TALIESIN 1」

窓のステンドグラスもフランクロイドのイメージを感じさせます。

推理をする際に、いつも部屋の模型を作っていますが

このドラマは建築に詳しい人が携わっているのかなとも感じました。

模型の中へ入って行って、事件を再現するように主役四人が

事件現場を歩くシーンが毎回ありますが

このようなシーンは今までのサスペンスドラマでは

ありそうで無かった展開じゃないかと感じました。

古い建物や家具、建築に興味のある方は

そんなところも気になるドラマじゃないでしょうか。

脇役の役者さんも音楽もいい

脇を固める役者さんとして

怪しい男を演じる安田顕さんや

開業医の田中裕子さん(私の大好きな女優さん)が

出演されているのも魅力的です。

音楽もいいですね。

SOILANDPIMPSESSIONSが担当だそうですが。(私は今回初めて知ったのですが)

どうも視聴率はもう一つ伸び悩んでいるようですが

少しドラマとしては変化球の多いので

なかなか、先が見通せず“面白さ”を見出すのが難しいのかもしれません。

そこが面白いんですけどね。

第3話が終わったところですが

最後に摘木星砂(松岡茉優)が記憶が飛んでしまう?

又は二重人格?的な意味深な終わり方をしているので

次回が楽しみなんですが

私は最後まで視聴しそうな気がします。

追記:第7話まで視聴

第7話まで観ました。

ようやく「初恋の悪魔」の意味がわかったような気がします(遅い?)

摘木星砂(松岡茉優)さんが2人の人格になり

馬淵悠日(仲野太賀)林鹿浜鈴之介(林遣都)の恋愛下手な2人が

それぞれの人格の摘木星砂を好きになってしまうという、

彼女が「悪魔」なんじゃないでしょうか。

馬淵悠日(仲野太賀)がせつないですよね。

出典:初恋の悪魔ツイッター

第7話では久しぶりに

マーヤーのヴェールを剥ぎ取るんだ”の合言葉と共に

リビング会議も行われました。

小さなボケもふんだんに散りばめられ

カラオケ店での推理も面白かった。

最後の雪松鳴人(伊藤英明)署長の泣きの電話シーンが

物語をさらに大きな展開が待っていそうな気がします。

最終章が楽しみです。

追記:第9話 このセリフを書き起こしてみた

摘木星砂:この私は私のものじゃないから。

     自転車には乗れるけど、練習をしたのは私じゃない。

     私はただ、体を借りているだけの存在なんです。

鹿浜鈴之介:りんごは剥けますか。

      今度、リンゴの剥き方教えます。

      そうしたら、リンゴの剥き方、君が覚えたことになる。

引用:初恋の悪魔9話より

このセリフは凄くシンプルな会話なんだけど

言葉の巧みさ、そして深さがある。

セリフを文字起こしして読むと

もっと浸透するように感じるものがあります。

追記:最終回 やっぱり変化の多いドラマでした

最終回はサスペンスに振り切った感じの緊張感のある展開でした。

エンドロール前倒しも特徴的でした。

観終わった後の感じたことは

やはりこの作品は「変化の多いドラマ」だったなって感じです。

事件推理モノ、恋愛モノ、クイックの効いたお笑いモノ、サスペンスモノ

多重人格あり、名セリフあり、涙あり、そしてハラハラどきどき、どんでん返しあり。

まさに坂元裕二脚本の面白さ爆発のドラマでした。

それでよくよく考えてみると「初恋の悪魔」ってなに

考えてみればこのタイトルも言葉的にもおかしいよね。

すでにここから変化があったんですね。

「初恋の悪魔」・・・やっぱり変。

10話お疲れさまでした。

楽しかった。

『初恋の悪魔』HP

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