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映画「花束みたいな恋をした」地上波初 テレビ鑑賞 感想

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テレビ
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25年1月10日 TBSテレビ初放送

映画花束みたいな恋をした」を観ました。

主演  山音麦:菅田将暉  八谷絹:有村架純

菅田将暉&有村架純ダブル主演!坂元裕二、初の映画オリジナル脚本!社会現象を巻き起こした共感度100%の不滅のラブストーリーが地上波初放送!

引用:TBS番組

この映画、以前にDVDで観ているので2回目の鑑賞になりました。

1回目は、苦手な恋愛映画ではあったのですが、

坂元裕二脚本の映画ということで“作品づくり”に興味があり

鑑賞したのですが

今回は純粋に映画を楽しみたいなと思い鑑賞しました。



前半部分は当時のカルチャーに興味深でした

この映画は私(初老のオオヤジ)にとっては

すごく「学び」というか「発見」というか

「当時」の大学生の一面を

具体的なカルチャー通じて見た気がしました。

例えば

天竺鼠がこんなに人気があったのかという驚き

・大学生が読んでいる本の作家さんの名前の羅列

 (特に今村夏子はストーリーの最後まで出てきたので

  読んでみたい作家さんになりました)

押井学は支持されている層は大学生であったということ。

コンバースのジャックパーセルの靴が人気があったこと。

シン・ゴジラゴールデンカムイがこの頃登場していること。

こんな、具体的な当時の若者たちのカルチャー趣向がわかったことが

おじさんにとってはとても違う世界を見た気がしましたね。



後半部分は幸せについて

物語の前半部分(いわゆる学生恋愛時代)の

少しこだわりのある、趣向が同じカップルを描いていたんだけど

2人が生活をはじめて「お金」が必要となってからは

2人の理想が崩れていく流れになっていく。

ここからは、オジサンの目線としては

人生の先輩として、2人を眺めるように変化していることが面白い。

前半は学生の生態を見つめる目

後半は人生の先輩として見つめる目

物語の構成が大きく「」に変わっていきました。

麦君は就活に苦戦して、

ようやく内定をもらった会社が今でいうブラック企業。

絹ちゃんは簿記の資格をとって事務の仕事していたけど

楽しいと感じられる仕事がしたい為、イベント会社に勤める。

麦君は「お金」「責任」「彼女との生活」の為の仕事

絹ちゃんは「好きなこと」「楽しいこと」「自分らしさ」の為の仕事。

2人の考え方のギャップが大きな亀裂を描いているんだけど

オジサンは麦君の「お金」の為に精神が追い詰められていることに

すごくいたたまれない気持ちになりましたね。

当時はそんな事が当たり前の世の中だったかもしれないけど

「お金」「仕事」「生活」「夢」「楽しさ」

そんなワードがすべてイコールじゃなくて

それぞれにバランスを保ち続ける」こと

幸せ」じゃないかなと感じたりしました。

 



「花束みたいな恋をした」から興味が広がりました

この映画を最初に鑑賞後

「花束みたいな恋をした」のシナリオ本を買いました。

麦君と絹ちゃんのセリフをもう一度しっかり読みたくて。

聞こえにくかった言葉や人やモノの名前等を再確認したかった。

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それから、今村夏子さんが彼らにどんな影響を与えたのかも知りたくて

本も何冊か読みました。

確かに独特の世界観を持っていて

麦君や絹ちゃんのタイプの方にはハマりそうな本でしたね。

こちらあみ子」は映画も観ました。

原作をそのままの内容で驚きましたね。

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坂元裕二さんの脚本は大好きで

こちらも最近では映画「怪物」を観たり

原作も読了しました。

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そんなわけで、「花束みたいな恋をした」は

私のようなオジサンでも、色々影響を受けていて

興味の広がりを与えてくれた映画でした。

坂元裕二さんの作品はこれからも注目です。

ご笑読ありがとうございました。

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