日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』が4月23日(日)から
放送が始まりましたね。
主演が福山雅治さん、大泉洋さんとあって
もう、観ていないと“取り残される感”のある話題ドラマですよね。
このドラマ、かなりヒットを狙った要素が
盛りだくさんに感じましたので
私なりの視点で勝手にポイントまとめてみました。
笑読して頂ければうれしいです。
※このブログの写真はツイッターより出典しています。
ポイント1 福山雅治(皆実広見)の人物設定
<惹きつけポイント>
福山雅治(皆実広見)の人物設定
- 全盲であるということ
- FBI(米連邦捜査局)捜査官であること
- 天才であるということ
- “ラストマン”であること(どんな難事件も必ず最後に解決させる)
- 相方が大泉洋であること(キャスティングの妙)
福山雅治が全盲で、事件を解決する?(どうやって?)
しかも、相方が大泉洋?(もう笑いを期待してしまう)
もうこれだけで観たいですよね。
今までにない設定は興味を惹かれますね。
福山雅治の全盲の演技、瞳の動きにも注目でした。
ポイント2 ハンディキャップを補う方法
<惹きつけポイント>
ハンディキャップを補う方法
- 全盲である為、聴覚や嗅覚が異常に鋭い。
- (靴音や反響音への反応、シャンプーや火薬の匂いもわかってしまう。)
- テクノロジーのツールをフル活用
- 他者との交信を可能し記録できるアイカメラ
- スマホで活字を読み取り、音声で再生できる機能アプリ
- それを4倍速以上のスピードで聞き取る能力
- プロファイリングの説得力
日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』
— Tomo hyakutake (@zhomo11) April 23, 2023
ご視聴いただき、ありがとうございました😊
特殊メイク&アイカメラで参加致しました。
来週も是非👀@LASTMAN_tbs#ラストマン#福山雅治 #大泉洋 pic.twitter.com/6vQNrHBQrm
このアイカメラは印象的でした。
これらの行動やツールを見ていると
単純に凄いと思ってしまうし
福山雅治なら、できてしまうんじゃないかとか
近未来にはこうなっているんじゃないかという
現実感も交差しますよね。
ポイント3 名言がいっぱい
<惹きつけポイント>
名言が散りばめられている。
ドラマの話題づくりに欠かせないのが名言でしょう。
最初に式典で福山雅治(皆実広見)のセリフ
〇「世間を賑わせている無差別連続爆破事件の犯人を逮捕してみせる」
この言葉、何気ないセリフだけど
福山雅治(皆実広見)の性格、個性すべてが表現されているように感じました。
逮捕された犯人に対して
〇「確かに今の社会は弱い人はいらないという考え方です。
でも排除された人たちでもやれることはあります。
それを見つけ出すのはとてつもなく大変なことですが、
助けてくれる人は必ずいます。
世の中には不必要な人間なんていないんです」
今の社会的背景を置きながら、
誰しも脳裏に持っているが、勇気がなくて出せない善良心や
あるいは等身大の自分自身に
共感を与える言葉。
〇「人は1人では生きていけない。人に助けられて生きている」
スーパーマンのような福山雅治(皆実広見)でも人の助けを必要とし
感謝する気持ちを持っている。というもう1面の好感度。
〇「障害を持つ人全てが聖人君子というわけではない。
どこにでもいるあたりまえの人間」
障碍者の気持ちの代弁者にもなる。
もう、テレビの前で観ている視聴者に
共感の嵐が舞っているのが見えるようでした。
ポイント4 豪華すぎる出演者
<惹きつけポイント>
豪華すぎる出演者
もうこれは書くまでもないと思いますが
福山雅治、大泉洋のタッグだけでも魅力的だけど
上川隆也(護道京吾)が脇を固めているのが一番驚いた。
最後に少しだけ登場した寺尾聡は
ドラマの厚みを加える特別出演という感じだろうか。
その他、吉田洋、永瀬廉(King & Prince)、今田美桜など
顔合わせの斬新さも感じられる。
特にバトラー役に王林が演じているのは
普段の彼女とのギャップに「お~っ」て思ってしまったな。
刑事役で松尾諭も出演していますが
どうも私には「拾われた男」の松尾諭がダブってしまう。
ドラマの観すぎだろうか。(笑)
最後に
このドラマは黒岩勉脚本の完全オリジナルだそうで
初回1時間25分を観賞した限りでは
そつのない進行とアップダウンの展開は
観賞者を厭きさせることなく、満足できるドラマでした。
あっそうそう
最後の福山のセリフに2人でインスタ、M-1に、のボケに対して
大泉洋の出ません!ツッコミ普段の姿が垣間見れたようで
ここも大きくポイントアップですね。
福山雅治×大泉洋という、日本トップのエンターテイナーバディの丁々発止の痛快なやりとりは必見!
無敵のタッグでお送りする、1話完結の完全オリジナルドラマ。2023年4月期の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』に、ぜひご期待ください。
一視聴者が、好き勝手に戯言を書いてしましました。
番組ファンの皆様、大変失礼致しました。
第2話以降も楽しみです。(^^)
追記:第4話 吾妻(今田美桜)と皆実(福山雅治)の名シーン
毎回欠かさず視聴していますが
今回の第4話は、またドラマの視聴者をぐっと惹きつける
内容になったのではないでしょうか。
ストーリーも痴漢犯罪の撲滅のための毒針スタンプを使うという内容で
(犯罪ではありますが)多くの女性の方の共感も得られただろうし
物語の無駄を省いてシンプルに解決に向かう展開。
しかし、最後にオチも用意してあり
オジサンにも納得のドラマでした。
5月14日(日)よる9時第4話⋆͛📢⋆
— 日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』4話5月14日放送 (@LASTMAN_tbs) May 12, 2023
日曜劇場 #ラストマン ー全盲の捜査官ー
今週は泉と吾妻に注目!!
吾妻の過去…
"奇跡の出会い"が明かされます。
そして泉のアクションシーンも必見!!
泉は吾妻を守れるのか?!
迎える最悪の事態とは……#福山雅治 #大泉洋 #永瀬廉 #今田美桜 #無敵のふたり pic.twitter.com/gdwcIaBMx5
今回の注目するヒットの要素としては
吾妻ゆうき(今田美桜)と皆実広見(福山雅治)との病院でのシーン。
学生時代に陸上をしていた吾妻は盗撮に悩まされ、
ストーカー行為も受けて、ひきこもり状態になってしまった過去が。
そんなときに皆実の存在を知り、
「誰かのために頑張っている皆実さんを見て、私も頑張ろうと思った」と
点字の手紙を送り、皆実の活躍に励まされたことを打ち明けると、
皆実も「救われたのは私の方です」と応じる。
そして皆実が「吾妻さん、あなたに会えて本当に良かったです」と
笑顔で感謝を伝えるシーン。
もうこのシーンはドラマの人気を勝ち取る王道の展開。
ただでさえ、ハンディを背負っている方が
活躍している姿を見ると勇気づけられるんですから。
ましてや、盲目のスーパー捜査官を演じる福山雅治ですからね。
そして、福山の方からも感謝の言葉が伝えられる。
視聴者の心を掴むのは間違いないでしょう。
また、視聴率は上がりそうですね。(^^)
追記:第5話 ヒットドラマの要素 3つの「安心感」
第5話まで観終えて、
ヒットドラマの要素が加わったように感じます。
それは、「安心感」だということが。
日曜9時から放送という時間帯にピッタリなドラマなのです。
その「安心感」の要素を3つ程上げてみました。
① ファミリーで観ていても安心。
殺人事件を取り扱うが、残酷シーンや流血シーンが出てこないんですね。
② 皆実広見(福山雅治)の声のトーンと話し方に安心感
盲目の捜査官ということもあるのだが
ゆっくり、はっきり、落ち着いて、柔らかい笑顔で、
しかも福山の低音ボイスで。
これは、視聴者に「大丈夫ですよ」と伝わってきますよね。
③ 皆実広見(福山雅治)味覚、臭覚、聴覚、触覚、は
間違いないという安心感
彼はもうスーパーアナライザーであると
視聴者はインプットされていて、驚かなくなり
皆実広見(福山雅治)が鼻や耳や口や手が動けば、
すべて事件解決の為の伏線だろうと視聴者が想像して、
必ず事件は解決するという安心感。
今のところ、「相棒」杉下右京のような「私のしたことが!」の読み間違いも無く
スムーズに無理なく情報を得ながら解決していますよね。
最後は視聴者が想像していた推理を超えた結果になっているかが
ドラマの最大の見せ場ですよね。
このドラマの視聴率が安定しているポイントは
この辺りにあるんじゃないかな?と勝手に思ってます。(^^)
最終話 視聴者の予測を超えるストーリーを堪能
ヒットポイントのまとめという題で感想書いてきましたが
いよいよ、これがこのドラマの核心でもある、
「視聴者の予測を超えるストーリー」が
最終話で展開してきましたね。
\最後のスポット✨/
— 日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』 (@LASTMAN_tbs) June 25, 2023
広見と心太朗、皆実さんとシンディ。
過去の真実がどうであれ、2人が幸せな未来を築けますように。
皆様、無敵のバディを最後まで見届けて見届けてください🙇♀️
最終回、ついに今夜21時放送‼️
25分拡大です🕰️#ラストマン #無敵のふたり #福山雅治 #大泉洋 pic.twitter.com/PHPmWRtNVB
すべてはこの予想外の展開の為の前振りであったことが解りました。
「実は」皆実広見と心太朗は実の兄弟であった。
「実は」元捜査一課長の山藤に池上殺害を命じたのは護道清二だった。
「実は」皆実誠を殺害したのは護道清二だった。
「実は」鎌田と護道清二との間で2人の子供を守ることの引き換えに
殺人犯としての冤罪をかぶっていた。
もう「実は」だらけで、面白かったんだけど
ちょっとやりすぎ感があって、「そんなアホな」の感想も持ちましたね。
伏線もしっかり引いていましたね。
護道清二のスマートウォッチと位置情報のくだりや
肉じゃがの味覚のくだり。
おまけに王林の調査員にしてしまうくだり。
この辺りはよくこれだけたくさんの「実は」を入れこんだなと
感心してしまいました。
忘れてはいけないことは大泉洋の泣きの演技。
心を揺り動かせる場面も忘れていません。
父親鎌田との最後の「心太郎、腹減ってないか」のセリフは
名セリフになるんじゃないでしょうか。
そして、最後は空港で「じゃ、来週ワシントンで」の福山のセリフ。
もう、続編決定?。アメリカ撮影なら映画になるのかな?
まったくそつがないドラマでしたね。
日曜日の夜が待ち遠しいドラマではありました。
こんな気持ちにさせられる、
だから、ヒットするドラマなんでしょうね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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