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『谷口ジロー展』京都国際マンガミュージアム|鑑賞してきました

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アート
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京都で開催中の『谷口ジロー展』鑑賞してきました。

漫画家、谷口ジローさんの情熱のこもった仕事ぶりを

感じることができました。

そんな展覧会の内容をまとめてみましたので、

参考にして頂ければと。

展覧会 概要

『描くひと 谷口ジロー展』

会場 京都国際マンガミュージアム

2022年6月2日(木)~8月29日(月)
休館日 毎週火・水曜日
※ただし、7月14日(木)~8月29日(月)は無休

開館時間

10:30~17:30(最終入館時刻: 17:00)

〒604-0846
京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)

TEL:075-254-7414

FAX:075-254-7424

入館料(これだけで谷口ジロー展も鑑賞できます)

大人 900円 

中学生 400円

小学生 200円

引用:京都国際マンガミュージアム

 

 



京都国際マンガミュージアムとは

入口看板の南側面
入口看板の北側面

『谷口ジロー展』は京都国際マンガミュージアム

企画展をされているのですが

「京都国際マンガミュージアム」とは

約5万点の漫画コミックスが読み放題の

図書館及びマンガの学びの場所なのです。

建物は「元龍池小学校」という明治に建てられた由緒ある建物で

その古い学校の教室を今も保存しつつ活用しているのです。

近代建築、レトロビルのファンの方は

この建物の見学だけでも楽しいと思います。

『谷口ジロー展』はこの建物の2階の部屋で展示されています。

なので、企画展を観終わった後も

漫画を読みたい方は開館時間いっぱいまで漫画を読むことができます。

展覧会の内容

展覧会の内容としては

谷口ジローさんの今までの作品の「生原稿」「原画」を中心に展示し

漫画家人生の軌跡を追いかけています。

近年、その評価がますます高くなっているマンガ家・谷口ジローの作品原画約300点をご紹介する展覧会。

その制作過程を各コーナーで紹介されているのですが

私のような素人には、そのテクニックはよく解りませんが

漫画って大変な作業だなと実感すると共に

漫画のデッサン力の素晴らしさにプロの技術を観た気がしました。

原画でつぶさに鑑賞することで、美しい画面の一つ一つが、ペンによる細密な描き込みやスクリーントーンの重ね貼りと削り込み、自然の色彩に根ざした鮮やかで優しい色使いなどで成り立った、一人の作家の魂の軌跡であることが実感いただけることと思います。

そして何より谷口ジローさんの情熱を込めて仕事に取り組む姿勢が

如何に熱いかが伝わってきました。

海外で評価が高いことも頷けます。

緻密な作画と構成で、重厚な物語を、時に抒情的に、時にユーモラスに紡ぎ上げ、読者に深い感銘を残すマンガ家・谷口ジロー。

その傑出した技量と作家性は世界で高く評価され、特にフランスなどヨーロッパに熱烈なファンが多いことが知られています。

上記も含めて引用:京都国際マンガミュージアム

 



谷口ジローと言えば

谷口ジロー(たにぐち・じろー)

1947年生まれ。鳥取県鳥取市出身。高校卒業後、京都の衣料品会社に勤務しつつ、本格的にマンガ制作を開始。石川球太のアシスタントを経て、1971年「嗄れた部屋」を『ヤングコミック』に掲載し、プロデビュー。

関川夏央との共作による「事件屋稼業」(79~80/82~94)がヒット。関川との共作「『坊っちゃん』の時代(87~96) は、第22回日本漫画家協会賞優秀賞(93)、第2回手塚治虫文化賞マンガ大 賞(98)などを受賞。

引用:京都国際マンガミュージアム

谷口ジローさんと言えば『孤独のグルメ』が一般的には知られていると思うけど

私の大好きな漫画、夢枕獏原作の『神々の山嶺』等は小説でも知られているし、

阿部寛さん主演の映画にもなっています。

これからは、アニメ化もされるようなのでこちらも楽しみです。

また、『歩くひと』はフランスでも認められ、

NHKのドラマにもなりました。

「坊ちゃん」の時代』は手塚治虫文化賞等も受賞した作品です。

1994年、久住昌之・原作による「孤独のグルメ」連載開始。

同作はテレビドラマ化もし、大ヒットする。

同年連載開始の「父の暦」がフランスの第28回アングレーム国際漫画祭で受賞(01)したことを皮切りに、それまでも評価の高かった海外で次々と受賞。

その後、「mon année」(ジャン=ダヴィッド・モルヴァン・原作、(09)や「千年の翼、百年の夢」(ルーヴル美術館からの依頼、14)など,海外に仕事の場を広げる。
その他、「歩くひと」(90~91)、「遥かな町へ」(98)、「神々の山嶺」(夢枕獏・原作、00~03)など代表作多数。
2017年、逝去。

引用:京都国際マンガミュージアム

最後に

この展覧会は撮影も可能なので、ファンの方は思う存分撮影してください。

あと別の部屋では

『TVアニメ「平家物語」高野文子と映画『犬王』松本大洋キャラクター原案展示』

  2022年4月21日(木)~6月27日(月)

があったり、

漫画家さんの手形とサインが並ぶ部屋があったりと

色々を愉しめるミュージアムでした。

私は初めての入館だったので、あまり長居はしなかったのですが

漫画が好きな方は丸1日楽しむ予定で行かれるといい場所ですよ。(^^)

来年は北九州市漫画ミュージアムに巡回予定

この展覧会は巡回しているようで

来年は  北九州市漫画ミュージアム 企画展示室
   (北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるCity 5階)

     会期:2023年3月18日(土)~5月14日(日)[予定]

であるようです。

九州のファンの方はしばらお待ちください。

詳しくは北九州市漫画ミュージアムまで

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