ジャクソン・ポロックの新聞記事に注目
日経新聞(22年3月13日朝刊)に
抽象表現主義アーティストのジャクソン・ポロックの記事が載っていた。
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出典:日経新聞(22年3月13日朝刊)
新聞の記事の内容は、
富豪グッゲンハイム家の令嬢ペギー・グッゲンハイムが
「今世紀の芸術画廊」をオープンさせて、
現代作家を集めた展覧会開いた時に
ジャクソン・ポロックの絵画も選ばれており
当時まだ無名だったようで、
ペギー氏も“ひどい絵”と評していたようだが
モンドリアンがこの絵を見た時に“これほど刺激的な絵を見たのは初めてだ”と
評したことをきっかけに、
ペギー氏はジャクソン・ポロックの支援を始めて
やがて有名な批評家に認められ、
一大美術家になっていくという内容でした。
私の知っているジャクソン・ポロックは
アクションペインティング
(空中から刷毛などで絵具を巻く絵画※記事にはポーリンングの技法と紹介)
の絵画が特徴で
また、オークションに出されれば最高価格が付くほどの
人気画家のイメージがありますね。
等は有名ですよね
原田マハさんの「アノニム」はジャクソン・ポロックがテーマ

また、小説では原田マハさんの「アノニム」は
ジャクソン・ポロックの絵を盗むという
怪盗物のエンタメ系小説で
今までの原田マハとは少し違うテイスト作品でした。
こちらの表紙が作品の内容よりも私は気に入ってまして
表紙だけ切り取って飾りたいくらいでしたね。
一枚の絵が世界を変える――原田マハが描く最高のアートエンタテインメント『アノニム』を読み解く3つのKEYWORD1.ジャクソン・ポロック
1912年生まれ。第二次世界大戦直後、NYを中心に活躍したアーティスト。カンヴァスを床に置き、絵の具を垂らす(ドリッピング)手法で抽象絵画を制作。アクションペインティングとも呼ばれ、美術史に一時代を築く。2.Numberシリーズ
ポロックの代表作のシリーズであり、本作の装画である『Number 1A,1948』はニューヨーク近代美術館(MoMA)に飾られている。また『Number 17A』という作品は2015年に約2億ドルで取引され、この金額は2017年4月現在、世界4位の高さである。3.アノニム
作中に登場する謎の窃盗集団。盗難にあった美術作品を修復し、持ち主に返す活動をしている。アノニムとは、unknown (作者不詳)の意味を指している。出典:カドカワ
最後に
ジャクソン・ポロックは私も大好きなアーティストなので
日経のこの記事を見た時は、ちょっと嬉しくなりました。
新聞の絵は「壁画」というタイトルでアイオワ大学美術館蔵にあるようですが
こういう作風もあるんだなと見入ってしまいました。
一見何が凄いのかわからないのが凄いんですよね。
それが芸術の面白さでしょうかね(笑)
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