2023年2月13日夜10:45から始まった
15分間ドラマ「超人間要塞ヒロシ戦記」を観賞しました。
とのドラマを知ったのは読売新聞のテレビ欄の番組コラムで。
その記事の「突拍子ないドラマ」の表現に何だか興味をそそられ
番組を観てみたい気持ちになったもので。
原作は同名の漫画なんですね。
楽しみにしていた第一話観賞しましたので
つれづれなるままに
ブログってみたいと思います。
暇つぶしにご笑読くださると幸いです。
※このブログの写真はすべてツイッターより出典しました。
あらすじ(概要)・キャストは
あらすじ(概要)・キャストはサクッと載せておきます。
原作は、まつだこうた、大間九郎による同名漫画。一見普通の青年“ヒロシ”と、母星を失い地球にやってきたスカベリア姫国の国民、女子大生・しずかが繰り広げるラブコメディー。
実は、ヒロシの真の姿は、人の姿をした要塞戦艦“緋炉詩(ヒロシ)”で、中にいるスカベリア人が動き一つひとつを操縦していた。
ヒロシの目的は、地球で平穏な日々を過ごすことだったが、最大の危機“恋”に見舞われる。
人物相関図(NHKHP)
“緋炉詩”の副艦長でアケミ・バルドー役をNHKドラマ初主演の高山一実、
艦長トオル・マキシム役を斎藤工、
大統領ハジメ・カイゼル役を吹越満、
スカベリア姫国の姫役をファーストサマーウイカ、
外部発言戦略管理局司令補の実次郎・フォン・エリック役を大東駿介、
普通の青年として餃子店でバイトする人間要塞・ヒロシ役をNHKドラマ初出演となる豆原一成、
大学生・しずか役を同じくNHKドラマ初出演の山之内すずが担う。
超人間要塞ヒロシ戦記は「突拍子ないドラマ」
「超人間要塞ヒロシ戦記」って
タイトルからして読みにくいし、意味がわからない。
“超人間要塞”って初めて聞いたし、どいうこと?ってなっちゃう。
私は番組コラムを読んで初めてイメージできたけど
予備知識なしでこのドラマ観た人は
一体どうなってるのって感じじゃないかな。
まさか、主人公ヒロシ(豆原一成)の体の中に要塞があって
その要塞か?姫国か?戦隊か?なんだかそれらが集まった集合体が
ヒロシを動かしていることが理解できるまでに
少し時間がかかると思いましたね。
でもこのドラマの面白さは
「突拍子ないドラマ」
枠からはみ出ることの自由な構想じゃないかなと感じましたね。
少しぐらいわからなくても、
なんだか面白い。
それでいいのかもしれません。
ノスタルジーを感じるドラマ
このドラマを観ていて
仮面ライダーのような改造人間
マジンガーZのような操縦型ロボット
宇宙戦艦ヤマトのようなSF的な宇宙戦隊もの
(スミマセンおじさんなもので出てくる例えが古い)
等がヒーローもの混合をイメージされたけど
かたや、操縦している動力は自転車式人力であったり
操縦桿であったりとアナログなシーンや
普通にヒロシは風呂に入って傷を癒したりと
視聴者のホッとする部分と可笑しさが見えましたね。
(今はイケメンの入浴シーンがそそられるのかも)
こうして、まとめていくと
このドラマは奇抜さやコミカル的、SF的な要素だけじゃなくて
ノスタルジーを感じるドラマなのかもしれません。
原作漫画を知らない人や私のような年配の人も
楽しめるドラマとしては
そういった懐かしさが滲み出てるところにあるのかもしれませんね。
名セリフ?「大丈夫ですか」を「ダイオウイカ」
第1話で印象的だったのは
図書館でしずか(山之内すず)が本棚倒れてきて
下敷きになろうとしたところをヒロシ(豆原一成)に
助けられるシーンのセリフ。
「大丈夫ですか」を
「ダイオウイカ」と聞き間違えるという。
これは後世に残る名場面になるんじゃないでしょうか。(笑)
あとは、豆原一成くんの入浴シーン。
セクシーなこともあるんだけど
あの、無表情で乳白色の端正なお顔は
現代アートとして作品にしても
観ることができるんじゃないかと感じましたね。
豆原一成“ヒロシ”の役どころがこれから注目ですね。
これから、月曜日~木曜日まで
毎日夜10:45~ 15分間夜ドラマ放送(全20話)のようなので
こんなワンシーンを見れるかと思うと見逃せませんね。
ヒロシ要塞(自分)を守る為に戦っている
8話まで観賞しました。
このドラマって、よく観ていると戦っている相手はしずかなんでしょうか?
そもそも戦う為に地球には降りてきていないですよね。
だから、ヒロシ要塞の“避難船”を守る為だけに
このドラマは戦っているってことに気が付いたんです。
しずかは“スカベリア国外異生物”ということで、
ヒロシ要塞内侵入を阻もうとして戦っているんですね。
餃子を作ることも、ヒロシ要塞が生きていく為に
作る作業が“戦闘モード”になっていました。
戦うことが目的では無くて、
自分を守ることが戦いだなって。
そんなに真剣に考えなくていいんでしょうけど。(笑)
このドラマを観ていてモヤモヤ感が消えたような気がしました。
アケミ・バルドーは自分の疑似恋愛感情に置き換わっている
アケミ・バルドーはしずかの恋愛感情を
自分の疑似恋愛感情に置き換わってしまっていますよね。
しずかがヒロシに対して抱く感情が
自分のことのように突き刺さっています。
アケミ・バルドーはヒロシそのものなので
恋愛感情と自分達を守るという意識がごっちゃになっていて
このドラマの“妙”がこの場面で出ていて面白いなと思います。
このドラマは人間型ロボット要塞が餃子を作る仕事をし
生計を立て、生活することが戦いという
架空世界と現実世界が混合する変なドラマ(笑)ですが
今までにない発想と視点がすごくユニークですよね。
そこが面白い!
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