『岸辺露伴は動かない』に出てくる岸辺露伴の豪邸が
気になったので調べてみると
神奈川県の葉山にある旧加地邸であることがわかりました。
今は宿泊施設『葉山加地邸』として、
一般の方も利用できるようですが
是非機会があれば行ってみたいですね。
ホームページに端的に建物の表現されていたのでご紹介しておきます。
帝国ホテルを彷彿させる意匠を
住宅に凝縮させた、絢爛の館へ。巨匠フランク・ロイド・ライトの薫陶を受けた愛弟子・遠藤新が1928年、師の意匠を色濃く反映させて設計。
葉山の自然と融和したプレイリースタイル、重なり合う構造と大谷石……。
当時のモダニズム建築の粋を凝らし、財と贅を尽くした全一の空間を、現代に蘇生。国指定登録有形文化財にも登録され、今なお“有る”ことが奇跡のような建築を、心ゆくまでご感受いただけます。
引用:葉山加地邸HP
葉山加地邸の説明文にもありますように
ドラマの放送でお屋敷の部屋を観た時に
どこか帝国ホテルの意匠が感じられて
それは大谷石らしき壁が映っていたからなんですね。
もしやと思っていましたが、
この建物の設計者は
フランク・ロイド・ライトの愛弟子の遠藤新氏だったんですね。
建築ファンであればわかると思うのですが
フランク・ロイド・ライト→旧帝国ホテル→大谷石の多用多様の美
で連想できますから。
そしてその愛弟子の遠藤新は
そのDNAをふんだんに生かした建築となるわけですが
やはりその特徴ははっきりわかりますよね。
この建物も老朽化が進んでいるようですが
慎重にリフォームをされているようで
その美しさは今も残っているように見かけます。
これからも現役として後世に残されていくことを望んでいます。
23年5月追記:日曜劇場「ラストマン」にも登場していたそうです。
第6話で登場する護道家の別荘で、
清二(寺尾聰)の誕生日パーティーをする場面は
この部屋じゃないでしょうか。
壁の石組みが映っていましたね。
左手の扉のデザインも特徴的だったので、
まずこの部屋だと思います。
追記:『岸辺露伴ルーヴルへ行く』
24年5月6日NHKで放送があるようです。
映画【#岸辺露伴ルーヴルへ行く】#荒木飛呂彦 原作×#高橋一生 主演
— NHKドラマ (@nhk_dramas) April 29, 2024
人気ドラマシリーズの劇場版第1弾、テレビ初放送!
漫画家の #岸辺露伴 が、編集者の #泉京香(#飯豊まりえ)とともに美の殿堂ルーヴル美術館を舞台に"黒い絵"の謎に迫る!
[総合]5/6(月・休)午後3:55
🔗https://t.co/dKXvwYDXdq pic.twitter.com/YTfDchnQuv
その後、新作も5月10日に放送があるようです。
【決定】ドラマ『岸辺露伴は動かない』最新作、5月放送へhttps://t.co/1MLpMAf7d1
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 1, 2024
ドラマ『岸辺露伴は動かない』シリーズの最新作「密漁海岸」(第9話)が、NHK総合で5月10日午後10時より放送されることが決定した。BSP4Kでは、5月5日午後1時より先行放送されるという。 pic.twitter.com/2oNlqxJZb8
追記:『帝国ホテル建築物語』植松三十里著
『帝国ホテル建築物語』植松三十里著という本の中に
準主人公に建築家の遠藤新が
フランク・ロイド・ライトの愛弟子として登場し、
若き遠藤氏の姿が生き生きと描かれています。
大変感動した小説でした。
ブログ書きました。
よかったら覗いてみてください。
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