大阪の近代建物のなかでも『大阪農林会館』は
他のレトロビルよりも馴染みがある建物です。
地下1階にイタリアンレストランや和食屋さんが入店していたり
1階にヨーロッパの家具屋さんが入店していたり
また、ビル上階のテナントにはこだわりのファッションやショップが入っているので
レトロモダンビル+個性派テナント=大阪農林会館のイメージがある建物です。
大阪農林会館のあらまし
農林会館の概要としては
名称:大阪農林会館-OSAKA NORIN KAIKAN
所在地:大阪市中央区南船場3丁目2-6
建築年:1930年(昭和5)
設計:三菱地所
施工:大林組
URL:http://www.osaka-norin.com/引用:船場なび
昭和5年
三菱商事大阪支店として三菱地所が設計し、建築される。三菱地所に籍をおいて活躍した建築家ジョサイア・コンドル氏はじめ、曽根達蔵、真水英夫、保岡勝也、桜井小太郎、など多くの有名建築家を育て上げた作品のひとつである。
引用:大阪農林会館HP
三菱商事の大阪支店が入っていたビルなんですね。
各階には大きな金庫の扉がまだ残ってるそうです。
色々な角度からの写真
ビルの入口は南北の道に面している。
残念ながら中の写真を撮ることはできなかったけれど
少し覗くだけでもレトロ感たっぷりだ。
大阪農林会館さんのインスタに内側の写真がありました。
東西の道に面してはイタリアンの名店「コロッセオ」の看板が。
当時はこの窓が大きくて特徴的であったそうです。
リストランテイタリア―ノ『コロッセオ』
私にとって大阪農林会館と言えば
このビルの地下にあるリストランテイタリアーノ『コロッセオ』なんです。
今の奥さんとお付き合いしている時に
このお店に入って食事をしたことが有るのですが
当時、かなり貧乏で財布の中身と相談しながら
お料理を注文したことを思い出します。
リストランテ イタリアーノ コロッセオ
創業1982年。
1998年には、イタリア政府より、海外における正当なイタリアンレストランとして関西唯一「リストランテ・イタリアーノ」の認定を受けました。
何を食べたかも、味も忘れてしまったですが
本場を感じる落ち着いたデザインの中で思い出深い時間だけは残っています。
追記:COLOSSEO Pizza e Pasta ららぽーと門真店
23年4月17日にオープンの
ららぽーと門真1階に「COLOSSEO Pizza e Pasta」で出店されました。
オープン2日目でたくさんのお客様が来店されていました。
関西唯一のイタリア政府公認レストラン”コロッセオ”が手掛けるピッツェリア。石窯で焼き上げる生地、具材にこだわった本格ナポリ風ピッツァやパスタなど、王道のイタリア料理をお楽しみいただけます。
引用:COLOSSEO Pizza e Pasta ららぽーと門真店
詳細は上記HPまで
ららぽーと門真へ行かれた際は寄ってみてくださいね。
「名建築で昼食を」で放送ラインナップ
テレビ東京で放送中の「名建築で昼食を」に大阪農林会館が放送されます。
恐らく「コロッセオ」で池田エライザさんと田口トモロヲさんが
お昼ご飯を食べられるのでしょう。
今から楽しみです。
【名建築で昼食を 大阪編 第3話】
— 名建築で昼食を 大阪編 毎週水曜深夜 (@meikenchiku) August 30, 2022
⏰8/31(水)深夜0時
●大阪農林会館
・竣工年:1930年
・随所に昔のままのディティールやインテリアが残っており、アンティークな魅力を醸し出す
・設計者:三菱合資地所部#大阪農林会館 #名建築で昼食を
TVerでは最新話を配信中👇
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