東京ばな奈グループ公式オンラインショップ

アニメ 「チ。 ―地球の運動について―」第14話まで 感想

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
テレビ
oplus_34
スポンサーリンク

普段、アニメを観ない私(初老のオヤジ)が

NHK総合で放送中(24年10月5日~)の

アニメチ。 ―地球の運動について―」を毎週欠かさず観ています。

実は、放送前には、この漫画はとても評判がいいと知って

コミック1巻だけは読んでいました。

その時は、地動説、天動説の話で

ガリレオ・ガリレイの物語をなぞっているのかとの

特に強い印象は受けなかったのですが

今回、アニメを観るようになって、

その奥行きの深さに感心すると共に

今を考えさられるようになりました。

現在14話まで鑑賞したところですが

私なりの感想を書いてみました。

ご笑読頂ければ嬉しいです。

 



物理学、天文学ではなく文学、哲学のアニメ

ここまで、アニメを観てきたわけですが

回を重ねる毎に地動説への信念や真理への探究心が

ラファウバデーニ等登場人物の言葉の重みや行動によって

心に突き刺さってきました。

その言葉をよく考えてみると

美しさ」「感動」「希望」「自由」「」等という

おおよそ、物理や天文学とは真逆の文学的世界を

何物にも命よりも代えがたい“心の代物”であると

表現しているところです。

人間にとってこれからの世界にとって本当に大切なことや、

真理は何があっても変わらないという思考や哲学

言葉の中に重厚に詰まっているんですね。

このアニメを惹きつけているのは

異端者を追いかけ拷問ににかけるノヴァクの存在が

物語に緊張をもたらせていることもありますが

何より地動説を追いかける多数の登場人物の姿勢に感動すると共に

自らの今置かれている姿を顧みて考えさせられるところ

このアニメは稀にみるオジサンが魅力を感じているところです。

 



現代も異端者扱いをしているかも

異端者を間違った思想であると決めつけ

拷問にかけたり、死刑にしてしまうストーリーは

現代にも十分に起こりうる話だと考えるようになりました。

例えば「戦争」について

どんな理由があろうと人が人を殺し合うことなんて

あってはならないし、その行為が正当であるはずがない。

しかし、「こういう思想のある者は異端者である」と肯定してしまうと

拷問はせずとも、意見は無視をされ

真理は捻じ曲げられてしまって

行為は行われ、悲惨な結果は残ってしまう。

動物の中で人間だけが人間同士殺し合う動物なんですよね。

本当に人間は優れた知能を持っているんでしょうか。

最終兵器をつくる人間は何を守ろうとしているんでしょうか。

今も真理を訴える者を異端者扱いをしていないでしょうか。

そんなことも、14話を観終えたところで考えるようになりました。

(オヤジの戯言でした)

次回の放送が楽しみです。

彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった――。

引用:チ。 -地球の運動について-HP

コメント

タイトルとURLをコピーしました