そろそろ梅雨時なので、こんな時は晴耕雨読で読書しましょうよ。
というわけで、拓陽のお薦め本3選ご紹介します。
『一日一文 英知のことば』木田元編
思考を深め静かに過ごしたい方へは『一日一文 英知のことば』木田元編をお薦め。
世界の偉人たちが言葉が1日1ページに365日分にまとめられている。
好きな偉人や興味のある偉人達を選んでランダムに読めばいいと思います。
意味がわからないことも多々あるんですが、
それもたまにはそういう文章に
触れるのもいいんじゃないでしょうか。
私は知っている偉人や、興味のある偉人から読みだしました。
結局、知らない偉人はほっぽりだしたままなんですけどね。(笑)
古今東西の思想家・作家・科学者など、大きな仕事をなしとげた人たちが残したことばは、深く、厳しく、温かく、明晰であり、時に底知れぬ苦悩を湛えます。
そうした先人たちのことばを1年366日に配列しました。
短い章句ですが、どれも生き生きとした力で読む者に迫り、私たちの人生に潤いや生きる勇気を与えてくれます。
引用:岩波書店
『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午著
2冊目はミステリー大賞を総なめにしたという
『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午著。
ミステリー好きの方はたぶん上位にランクインさせる本だと思う。
普段読書をしない方にも十分楽しめる1冊だと思います。
最後は必ず「あ~騙された」と思う事間違いないでしょう。
まあ読者の勝手な想像を逆手に取った感じでしょうか。
時間軸のズレや名前の入れ替え、ヤクザのもうひとつの殺害の理由などは見事でした。
なかなか軽快なリズムの文章なのでスイスイいっちゃいます。
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。
そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たしてー。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。
引用:文藝春秋
『すべて忘れて生きていく』北大路公子著
3冊目は『すべて忘れて生きていく』北大路公子著。
とにかく笑いたい方にお薦め。
公子先生のおとぼけが炸裂しています。
男性でも女性が読んでも大丈夫です。
必ず笑います。(電車の中では要注意)
北大路公子さんの本は数冊文庫にもなっていますので
どの本選んでもらっても、笑えますのでタイトルを見て決めてもらっても大丈夫。
まあ、外へは出かけにくいので、お家で大笑いして楽しみましょう。
おかしな日常風景から、鋭い書評、迸る相撲愛、そして貴重な短編小説まで、心底「笑える」と評判のエッセイストの全てが詰まった一冊。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「どんな毎日にも笑えることを見つけることができる」と信じる著者による、珠玉のエッセイ集。
相撲への愛が迸るロングエッセイ、日常のゆるい出来事を導入にいつの間にか本の内容に鋭く切り込んでいく油断のならない書評集、奇妙な味わいの貴重な掌編小説二編も収録した、キミコの魅力に満ち溢れた一冊!
引用:楽天ブックス
まとめ
『一日一文』はある種、人生の哲学的な深みのある書籍。
『葉桜の季節に君を想うということ』は夢中になって読み進められる推理書籍。
『すべて忘れて生きていく』は男女問わず、文句なしに頭空っぽにして笑える書籍。
それぞれの、梅雨時の鬱陶しい時間のなかで
どんなジャンルを読みたいかは人それぞれだと思います。
なんだったら、3冊まとめて、並行して読んでみても面白いかもしれません。
まあ、雨の日は雨の日の時間を有意義に過ごしましょう。
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