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「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」NHKドラマ 感想/草彅手話見事

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テレビ
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NHK 総合 12/16 22:00 から放送されたドラマ

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」 前編「記憶の中の少女」

鑑賞しました。

ろう者の手話通訳する荒井尚人を演じる

草彅剛さんが主演のドラマでしたが

第一印象はこのドラマの制作は難しかっただろうな

という事でした。

そんなイメージでこのドラマを鑑賞したのですが

感想を備忘録としてまとめてみました。

 



ドラマ制作が難しく感じたのは

なぜ、ドラマ制作が難しく感じたのか。

その理由は、

ろう者を弱く見せてもいけない

過ぎて見せてもいけない

間違った表現をしてもいけない

しかし、耳が聞こえないというハンディを

ドラマの中心に据えなくてはならない。

そんな、相互するようなデリケートなテーマであったこと。

ここまでは、他でもよくあるドラマの難しさだと思うのですが

もう一つは

ドラマとしても面白さを追い求めていたこと。

それが、ミステリというストーリーとの展開とのラップですね。

事件を織り交ぜることによる

実際に起こりうる事案としてのろう者の立場の難しさを感じたり

ミステリとしての謎解きの面白さを感じたりする、

そんな娯楽作として完成させることだと思いました。

でも実際は(私だけかもしれませんが) 

鑑賞者の感情が、ろう者の知らない現実に戻ったり

ミステリの謎解きの気分に戻ったりと

気持ちが“学び”に行ったり、“物語”に入ったり

娯楽作のドラマとして、

深く集中することはできなかったなと。

変に緊張して見ていたなと思いますね。

 



草彅剛さんの手話

草彅剛さんの手話は、始めて見ましたが

今回のドラマで初めてチャレンジされたようですね。

その手話の動きの良し悪しはわかりませんが

ただただ、すごいと感心しました。

そうとう練習されたと、ネットニュースで知りましたが。

草彅さんは、映画「ミッドナイトスワン」でも

トランスジェンダー役を演じられたり

マイノリティの役どころへの積極的にチャレンジされていますよね。

そんなところがファンの方の気持ちを

しっかり掴んでいるところかもしれません。

 



以前に「ミッドナイトスワン」の感想も書きましたので

よかったら覗いてみてください。

映画『ミッドナイトスワン』を観て|黒と白の対比がテーマ
この映画はタイトル「ミッドナイトスワン」 “深夜の白鳥”ですよね。 黒と白。この対比の映画だったと感じた。 出典:映画.com 草彅剛さん演じるトランスジェンダーの凪沙と 服部樹咲(新人女優)さん演じる桜田一果。 母親からネグレストを受ける...

小説のこと、役者さんのこと

この原作が小説であることを知りました。

文藝春秋BOOK

今度は私があなたたちの“言葉”をおぼえる

NHKドラマ化、韓国映画化決定!

仕事と結婚に失敗した荒井尚人。いまの恋人にも半ば心を閉ざしているが、やがて唯一の技能を活かして手話通訳士になる。
あるろう者の法廷通訳を引き受け、過去の事件に対峙することに。現在と過去、二つの事件の謎が交錯をはじめ……。

マイノリティの静かな叫びが胸を打つ、感動の社会派ミステリー。シリーズ通して読み継がれるロングセラーです。

引用:文藝春秋BOOK

この小説は読んだことが有りませんが

よくぞドラマ化されたなと思います。

制作期間が3年間かかったそうですが

制作者も出演者も大変な仕事だったと思いますね。

あと、出演されている方のことも気になりますよね。

遠藤憲一さんも好きな役者さんですが

私は橋本愛さんの役どころも気になります。

ドラマの最後の女の子が気になります。

後編が楽しみです。

 



後編 感動と学びのドラマでした

23年12月23日放送の後編鑑賞しました。

後編は一気にサスペンス色強くドラマは展開していきましたね。

まさかの殺人犯(しかも2人とも!)で驚きましたが

とても面白かったなと思いました。

(まぁ、ありえない設定や過度な演出は目立ちましたが

 敢えてピックアップすることもないでしょう。)

今回は、ろう者の方の演技も自然に見ることができました。

前編は、なんだか鑑賞側も“これってどうなんだ?”というような

余計な心配や予見できない不安定な気持ちもあったんですが

後編はろう者の方の演技のすばらしさに感動しました。

プロの役者さんも入ってるのかなぁ?

草彅剛さんのお母さん役の方の演技は特に印象に残りました。

最後に名前を呼ぶシーン。(今も目頭が熱くなります)

このドラマは、やはりろう者の方の実情を知るという

大きなテーマがあったと思います。

私は、ろう者の方と接することが無いので

ろう者の方の世界を少し垣間見えることができました。

何もできないけれど、“知る、学ぶ”ということはとても大切ですよね。

このドラマの役割は凄く大きかったと思います。

今度はろう者の方が、普通のドラマの1人の役者として

出演する姿を見てみたいと思います。

障害を持った方も特別扱いせず、当たり前のように、

テレビや映画の中でも出演できるようになれればいいですよね。

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