2022年10月8日読売新聞「編集手帳」を読んで
「孫子の兵法」ついての漫画『江河の如く 孫子物語』を
読み直してみた。
2022年10月8日読売新聞「編集手帳」を読んで
2022年10月8日読売新聞「編集手帳」の始まりは文は
「孫子の兵法」についてのある本質的な言葉が書かれていた。

戦争には拙速ーまずくとも素早く切り上げるーというのはあるが
功久-うまくて長引くーという例はまだ無い
(多少まずくても短期決戦で切り上げよ。
うまく長引いた戦など聞いたことが無い。)
ロシアがウクライナ侵攻を初めて10月下旬で8か月に及び
最近では、ウクライナが攻勢を強めている。
長引けば長引くほど、多くの人命が無くなり、国力は落ち、被害は増大する。
どこにも国益は得られないと。
<プーチンは疲れないのかプーチンに>
最後の川柳がなんとも的を得ているというのか、
とても歯がゆい。
漫画『江河の如く 孫子物語』から3つの教え
最近、ロシアがウクライナを侵攻するニュースを見ながら
プーチン大統領は孫子の兵法を知らないんじゃないかと感じていた。
そんなことを感じていた時に「編集手帳」を読んだので
「孫子の兵法」について書かれている漫画『江河の如く 孫子物語』を
読み直してみた。

この漫画は4コマ漫画で、「孫子」という書物を書いた「孫武」の
戦に対する戦略考と共に半生が書かれている。
『江河の如く 孫子物語』
孫子は大の戦嫌い!? 戦略書の最高峰「孫子の兵法」誕生に迫る歴史物語
この漫画には、漫画以外に孫子の兵法13章が、
各章毎に「圧縮版」として読み物としてまとめられている。
それらのうち、プーチン大統領に知ってもらいたい3つ教えを紹介したい。
戦は短期決戦を旨とせよ
「編集手帳」に書かれていたことは
まさにこの教えでした。

内容は上記に書きましたので原文だけを
「故に兵は拙速なるを聞くも、未だ功久なるを聞かず」
早くプーチン大統領に気付いてほしい。
戦わずに勝つことが最上
孫武の勝ち方について。
「百戦百勝してもそれは最上ではない。
戦わずに相手を屈服させて勝つのが最上である。」
(原文:百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。
戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり。)

交渉や謀略で相手を屈することができれば
無傷で相手の兵力や国土を得られる。
また、味方の軍も傷つくこともなく、コストもかからずに済む。という事ですね。
戦は控えよ
戦が長引けば長引くほど「国益の確保」という戦本来の目的が遠のくのです。

国が滅んでしまったら、再興されることは無く、
死んでしまった者達が再び生き返ることは無い。
だからこそ聡明な主君は戦を控え、将軍は自戒するのである。
孫武が最後に選んだのは「戦は控えよ」のひとことでした。

以上の言葉はカドカワ 江河の如く 孫子物語 から引用です。
「孫子の兵法」とは
後先になりましたが
孫子の兵法について説明されているHPなどご紹介しておきます。
孫子の兵法(『孫子』)
孫子の兵法は、中国春秋時代(紀元前500年ごろ)に、思想家孫武によって書かれたとされる兵法書のことをいう。
戦略論としての評価は非常に高く、クラウゼヴィッツの戦争論と並び、東西の二大戦争書とも呼ばれている。
引用:リーダーシップインサイト
上記の他、詳しく端的に書かれています。
子供向けの本もありました。
斎藤孝の著書ですね。
これは、大人が読んでも楽しいかもしれません。

YouTubeもご紹介しておきます。
後半は少しビジネス向きですが、前半は凄くわかりやすくまとめられていると思います。
「孫子の兵法」は誰もが一度は耳にしたことが有る言葉だと思います。
ネット上で検索すれば幾つも出てくると思いますので
機会があれ是非学んでみては如何でしょうか。
その機会がこのブログであると嬉しいです。

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