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NHKドラマ『事件は、その周りで起きている』小芝風花主演 感想

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テレビ
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NHK総合で放送された

コメディドラマ事件は、その周りで起きている』を観ました。

シーズン1:24年9月23日~9月26日に再放送

      22年8月に初回放送された番組

このドラマ、同じくNHKで放送されている

コント番組『LIFE!』スタッフが制作されたドラマだそうで

私、「LIFE」もあまり見ないし、

このドラマのことも初めて知って鑑賞したのですが

なぜか、この番組の沼にはまってしまいました

夜の10:45からの15分番組で

この時間を覚えていないとなかなか視聴してもらえない

放送時間帯なんですが、

なぜか面白くて全4話とも放送時間で観ました

 



有りそうでない“コントのようなドラマ”

このドラマを正規の時間帯で観る程の魅力

どこにあるか考えたのですが

一言で言えば“コントのようなドラマ”じゃないかと感じたんです。

そりゃ、コント番組『LIFE!』スタッフが制作されたドラマだから

その通りなんですが、ありそうでないドラマでもあるんですよね。

爆笑するわけでもなく、強烈な印象が残るわけでもないのですが

脚本のズレ感がとても面白しいと言うか

心地よく観ているという感じです。

第1話は主人公の刑事、真野一花(小芝風花さん)

スマホをどこかに忘れて、土砂降りの中沼地状態の事件現場に

探しに行こうとするエピソード。

バディである宇田川和人(笠松将さん)はカッパを持っているのに

真野一花(小芝風花さん)は持っていなくてずぶ濡れ泥だらけ。

このシーンだけで2人の刑事の性格のズレがわかるし

不自然さがボケとツッコミになっていることが

このドラマの面白さですよね。

また「事件は、その周りで起きている」のタイトルも見えるのも

「なるほどな、そう言うことか」と思いましたね。

 



役者さんの“ズレ感”も面白い

毎回つかみどころのないドラマ(笑)ですが

シーズン1全4話ともタイトルがあって

1話「忘れ物」2話「判読不能」3話「正面突破」4話「張り込み

後からタイトルを確認すると

確かにそんな内容だったなと思い出すので

きちっとした1話完結のドラマだったと思うのです。(笑)

不思議な魅力のもう1つ

役者さんの組み合わせの妙かもしれません。

刑事、真野一花(小芝風花さん)

刑事、宇田川和人(笠松将さん)

警部、谷崎誠(北村有起哉さん)

元科捜研のエース、向田舞(倉科カナさん)

交通課警察官、徳大寺玲央(蛙亭:中野周平さん)

この5人しか出てこないですが

それぞれにユニークなキャラクターを持っていて

ここでも“ズレ感”を感じますよね。

このドラマは警察署内という厳格な職場が舞台というのも

シチュエーションとしてはオモシロになっています。

これから新作のシリーズ2が始まります。

誰も刑事事件が解決するとは思っていませんが

同じような展開なのか、新しい仕掛けがある内容なのか。

楽しみですね。

シリーズ2は、NHK総合にて9月30日から10月3日22時45分放送です。

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