読売新聞の広告を見ていたら
原田マハ翻訳『愛のぬけがら』エドヴァルト・ムンク著が載っていた。
マハさん、今度はムンクで翻訳かと思い
俄然興味が湧き少し調べてみた。
「愛のぬけがら」エドヴァルド・ムンク/原田マハ翻訳 概要
ムンクの言葉で新しい人生が目を覚ます。原田マハの名訳により待望の刊行。
懊悩と官能をつづった画家ムンクの『愛のぬけがら』。
生涯書き続けた創作ノートには、愛と死、人生がむきだしにしたためられていた。
旅先で見つけたこの一冊に震えが止まらなくなった大人気作家が、アートへの愛をこめて翻訳。臆病なのに、取り返しのつかないことを繰り返してきた人生。道ならぬ恋の果て、相次ぐ家族の死・・・・・。
得体の知れない心の動きをエネルギーにした言葉たちは、読んだ人間の心を突き動かし、新しい人生を呼び込む。
「生きること」への恐怖と不安を、鮮烈な輝きに変化させるメッセージの数々。引用:幻冬舎
本の紹介文を読むだけで、
ムンクの波乱万丈の人生が垣間見え、
ワクワクすると共に
今度も原田さんのアート系の本は楽しみだなと思って見ていた。
原田マハさんの「愛のぬけがら」のインタビュー記事もありましたので
参考までに。
マハさん翻訳本『愛のぬけがら』インタビュー vol. 1 https://t.co/52dypoakJj
— 拓陽 (@fukunaga1960) August 25, 2022
それと同時に、2018年に東京でムンクの展覧会を鑑賞したことを思い出した。
ムンク展(東京都美術館)2018年秋
私にとってムンクと言えば
2018年に東京都美術館でムンクの展覧会を鑑賞したことです。
この展覧会は確か巡回せず、東京だけの展示だったと思う。
それで、私はこの展覧会を目的に東京まで行ったのだ。
確かにいい展覧会だった。
ムンクの膨大な作品の中から選ばれた作品が
約100点を集めた大回顧展ですから。
この機会は逃してはいけないと思いましたね。
ムンクと言えば「叫び」ですが、
それ以外にも今回の『愛のぬけがら』の表紙にもなっている「マドンナ」や
平野啓一郎著の『透明な迷宮』の表紙になっている
「接吻」なども観ることができた。
ムンクの絵には繊細さは感じないが、
ほとばしるエネルギーや絵に対する執念のようなモノを感じる。
ノルウェーの自然のなかで、
80年の生涯を絵画という表現で走り抜けた人だったように思う。
原田マハ翻訳『愛のぬけがら』ムンク本が楽しみだ。
コメント