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ピカソ『ゲルニカ』〜“実物大”8K映像の衝撃〜日曜美術館【鑑賞まとめ】

アート

2022年8月13日に再放送された

NHKEテレ日曜美術館ピカソ『ゲルニカ』〜“実物大”8K映像の衝撃〜」を鑑賞。

実は2021年12月26日の1回目の放送も観ていて

今回2回目の視聴になった。

ピカソは大好きな画家で、「ゲルニカ」についてはやはり特別な作品なので

「ピカソ」「ゲルニカ」の番組タイトルを見るだけで何度も観ちゃいますよね。

こんな番組内容でした

まず初めに番組内容をご紹介

「ゲルニカ」が目の前に!8Kの実物大映像に子供から画家・横尾忠則まで大興奮!圧倒される大迫力と繊細な筆遣い。

ピカソが込めた思いとは?作家・高橋源一郎平野啓一郎が、徹底推理!細部まで捉えた驚きの映像から次々と発見される謎。

わずか1か月で完成!しかし猛烈な批判にさらされた、知られざるドラマ。天才ピカソが遺した最後の謎めいた言葉とは?戦争の世紀、そしてウクライナ…。ゲルニカが問いかけるものとは?

引用:NHK日曜美術館

今回は横尾忠則氏高橋源一郎、平野啓一郎氏が作品の前で

感想や独自の解説をしながら番組を進めていく内容でした。

平野さんは、作家も画家も戦禍の中の当事者であればその作品は書けない

ピカソも当事者じゃなかったから、この作品が画けたのではないかと

なるほどなと感心したと共に、違った視点で番組を観ることができました。

ピカソの「ゲルニカ」とは

ここで、ピカソの「ゲルニカ」についても整理しておきましょう。

世界で最も有名なピカソの反戦芸術

《ゲルニカ》は、1937年6月に完成したパブロ・ピカソによる壁画サイズの油彩作品。縦349cm×横777cmスペインのソフィア王妃芸術センターが所蔵している。

《ゲルニカ》は、スペイン市民戦争に介入したナチスドイツやイタリア軍が、スペイン・バスク地方にある村ゲルニカの無差別爆撃した出来事を主題とした作品。

多数の美術批評家から、美術史において最も力強い反戦絵画芸術の1つとして評価されており、内戦による暴力や混沌に巻き込まれて苦しむ人々の姿を描いている。

作品内で際立っているのは、血相を変えた馬、牛、火の表現。絵画全体は白と黒と灰色のみの一面モノクロームとなっている。

1937年のパリ万国博覧会で展示されたあと、世界中を巡回。会場に設置された《ゲルニカ》は当初、注目を集めなかった。それどころか依頼主である共和国政府の一部の政治家から「反社会的で馬鹿げた絵画である」と非難を浴びた。

万博終了後、作品はノルウェーやイギリスといったヨーロッパを巡回。巡回で得られた資金はスペイン市民戦争の被害救済資金として活用された。

《ゲルニカ》が本格的に注目をあつめるようになったのは第2次世界大戦以降である。ゲルニカは世界中から喝采を浴び、結果として世界中へスペイン市民戦争に対して注目を集める貢献を果たした。

制作年1937年
メディウム油彩、キャンバス
サイズ349 cm × 777 cm

引用:アートペディア

※このブログに使用した写真はすべてアートペディアからの出典です。

 

ピカソはこの作品を1か月で完成させたと言われています。

また、当時写真家で愛人でもあったドラ・マールゲルニカ作成の記録を

写真に記録していることも紹介されていました。

横尾忠則さん語りが印象的だった

この番組で印象的だったことは

横尾忠則さんの解説でした。

横尾さんは初めてこの絵をニューヨークの近代美術館「ピカソ展」で観た時

自分の進むべき道ががらっと変わってしまったと語ってました。

美術館に入る前は“ブタ”だったけれど、出た時は“ハム”になっていた

デザイナーだったけれど、ピカソを観て画家になってしまったようです。

すごく横尾忠則さんらしい言葉でした。

また、この絵には牛や馬の性器が画かれていて

あえてエロティックな要素を加えていると。

そうすることで、より戦争という悲惨さを引き立たせているんだと。

横尾さんの隅々までこの絵を研究していることや

芸術家ならではの視点がハッとするような気付きになり

大きな印象を残しました。

実際に「ゲルニカ」が8K映像で観ることができる!

今回の番組は、

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で開催予定の

ゲルニカが来た!大迫力の8K映像空間』の告知も兼ねているようです。

実際に観ることができるようですよ。

ゲルニカが来た!大迫力の8K映像空間

会期:
2022年8月16日(火)~8月28日(日)
※8月22日(月)はワークショップのみ開催
会場:
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー4階
WEB:
https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0351815/index.html

引用:NHKアーカイブス

これは、大変興味があり、観に行きたいけど東京だけのようなので

遠方の私はちょっと難しいかな~。

関東の方はなかなかない機会だと思いますので是非。

ピカソの言葉

最後に番組の中で紹介されたピカソの言葉を残しておきます。

パリのアトリエにナチスの将校がやってきて

この絵はお前が画いたのか」の問いに対して

ピカソは「それを描いたのはあなただ」と

この言葉は有名な言葉ですが、やはり番組でも紹介されました。

そして、番組の最後の言葉が

絵は見る人によって初めて生命を与えられる

牛は牛 馬は馬だ 鑑賞者は結局見たいように見ればいいのだ

もう、私の感想などはいらないでしょう。

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