『ミステリと言う勿れ』がTV放送されてから、
どうも枡野俊明さんの本のことが頭から離れない。
それはなぜかというと、
主人公、久能整君の名前がひっかかるからなんです。
“整”という漢字が、
枡野俊明著書の『ととのえる』を思い出してしまうのです。
枡野俊明さんは、私にとっては心の悩みを“整えて”くれる
本を通じての師匠でもあります。
枡野俊明氏は曹洞宗徳雄山建功寺住職であり、
庭園のデザイナーでもありますが
たくさんの著書も出されており
その中でも私が今でも大切にしている1冊を
ご紹介したいと思います。
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今回ご紹介するのは
この本の目次としては(・・・のあとは私のコメント)
第1章 不完全をよしとする「禅」に学ぶ ・・・ 「禅の庭」が主題になっています
第2章 日本の文化は凸凹を固定してきた ・・・ 千利休が主題になっています
第3章 食も、健康も、死に方も「足る」を知る・・ 「食」や「死」を通じて禅を語ります
第4章 人生は「凸凹」だからおもしろい ・・・ 禅の世界で人生をを語ります
この本を選んだ理由は、
これまでの枡野氏のすべての要素が入っていると思ったからです。
庭園デザイナーの枡野氏、茶の世界を知る枡野氏、
そして禅を通して人生を語る枡野氏
すべてが堪能できる内容になっています。
枡野氏の本を読むと付箋がいっぱいになります。
そのくらい、禅を通しての教えが多いです。
そしてざわついていた心が落ち着いて行き、
ニュートラルに戻っていきます。
本来の人間の姿はどうあるべきか、
生き方はどうあるべきかが
読書を通じて心が豊かになっていくと思います。
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私もフリーランス歴30年を超えてしましましたが
やはり、苦しいことの方が多かった。(今も苦しいですが)
というか、楽天的になれず
すぐに悩みにしてしまうんですね。
(頭の中や心の中に雲がかかってしまう)
でも、枡野氏の著書を読んでいると心が落ち着き、
整ってくるのです。
枡野氏は常々書かれていますが、「今を生きる」ということ。
昨日でも明日でもなく「今を懸命に生きる」ということを。
そんな皆がわかっている言葉でも、
枡野氏の文章を読んでいるとうなずいてしまうんです。
枡野氏の本はそんな大事なことを“ハッと”心に開かせてくれるんですね。
悩み多い方や
何か考え方でしっくりこない方など
まだご存知のない方は是非一読を。
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