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映画『トキワ荘の青春』【もう一度観たい映画選】

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映画
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実はこの映画、先日レンタルDVDで初めて観ました。

最初はあまり期待していなかったのですが

見始めるとその質の高さに見入ってしまいました。

噂の生どらスポンサーリンク

この作品はデジタルリマスター版として21年に上映された映画

作品自体は1996年の上映

今回のDVDは2021年に上映されたデジタルリマスター版であった。

内容紹介

◆1950年代、四畳半の木造アパートで過ごした青春の日々。端正な映像によって紡がれる、漫画家たちの純情グラフィティ。
『つぐみ』(1990年)『トニー滝谷』(2004年)の市川準が1995年に製作した本作は、
漫画家の卵たちが過ごしたトキワ荘での日常を、史実に基づきフィクションとして仕上げた珠玉の青春映画。
夢多き若者たちが切磋琢磨したあたたかくもほろにがい青春の思い出が、懐かしき昭和の空気感そのままに、誕生から25年の時を経てデジタルリマスターでよみがえる。

出典:Amazon トキワ荘の青春

映像も美しくて、当時の様子も空気感が再現されていたと思う。

こんな映画があったんだと改めて知って、はずかしさもある反面

いい映画を発掘した気分になった。

引用:映画.com

出演されていた役者の顔ぶれに驚く

実に25年前の映画であるから当然に役者も若い。

しかも、今の映像界を引っ張る役者ぞろい

本木雅弘  寺田ヒロオ役

大森嘉之  赤塚不二夫役

古田新太  森安直哉役

生瀬勝久  鈴木伸一役

鈴木卓爾  安孫子素雄役(藤子不二雄Ⓐ)

阿部サダヲ  藤本弘役(藤子・F・不二雄)

さとうこうじ  石森章太郎役

北村想   手塚治虫役

◆演劇界・映画界のホープたちが勢ぞろいし、実在した漫画家をコミカルに演じた青春群像劇。
トキワ荘の住人たちの兄貴分的存在だった寺田ヒロオ役を演じたのは本木雅弘。
90年代当時、『RAMPO』(1994年)『GONIN』(1995年)などに出演し個性派俳優として注目を集めていた彼は、
本作での禁欲的ともいえる静かな演技により、見事に新境地を切りひらいた。

出典:Amazon トキワ荘の青春

等々 まだ駆け出しだった彼らをよく使ったものだと感心しました。

すでに頭角は現れていたんでしょうね。

トキワ荘の雰囲気と漫画家の卵たちがリアルに表現されていた

昭和の時代のアパートの姿が

柔らかい光と影を使いながら

ある時は静かに

ある時はあわただしく

彼らの苦悩と夢に向かう情熱、若さの特権のようなものが

漫画という狭き世界、才能あるものが生き残る世界という厳しい現実に立ち向かい

ある時は跳ね返され、ある時は立ち行かなくなり苦悩するが

突破した時の喜びは如何ほどか。

この映画にはリアルに存分に表現されていたと思う。

<ストーリー>
東京都豊島区にある木造アパート「トキワ荘」。
そこには“漫画の神様”手塚治虫(北村想)が住み、日夜、編集者たちが彼のもとに通いつめていた。
向かいの部屋に住む寺田ヒロオ(本木雅弘)は、その様子を眺めながら、こつこつと出版社への持ち込みを続けていた。
やがてトキワ荘を去った手塚治虫と入れ替わるように、若き漫画家の卵たちが次々に入居してくる。
藤本弘/藤子・F・不二雄(阿部サダヲ)、安孫子素雄/藤子不二雄?(鈴木卓爾)、石森章太郎(さとうこうじ)、赤塚不二夫(大森嘉之)、森安直哉(古田新太)、鈴木伸一(生瀬勝久)。
また近所に住むつのだじろう(翁華栄)もトキワ荘に入り浸っていた。
揃って『漫画少年』の投稿仲間だった彼らは、寺田を中心に“新漫画党”を結成。貧しい生活のなか、互いを励ましあい、漫画の未来について熱く語り合う日々が続く。
なかでも一番年上の寺田は兄貴分的存在として若き彼らを静かに見守り、その視線は、赤塚の友人であり自分とはまったく異なる作風のつげ義春(土屋良太)にも向けられていた。
そんなある日、『漫画少年』の出版社、学童社が突如倒産。
これを機に、8人の仲間たちの進む道も少しずつ変化していく。どんどん売れっ子になっていく者。
漫画からアニメーションへの移行を決意する者。なかには東京を去る者もいた。
流行に惑わされず、黙々と自分の描きたい漫画だけを追い求めているように見えた寺田の心にも、徐々に迷いが生まれてくる。
時代の激しい変化とともに、漫画家の卵たちの青春の日々にも、ゆっくりと終わりの気配が近づいていたーー。

出典:Amazon トキワ荘の青春

まとめ

監督の力量が素晴らしいと感じたのは

何より有名な漫画家を描くというよりも

彼らの漫画に向かう情熱と自分の理想を追いかける姿、

しかし、それを阻む現実との壁、その苦悩とのぶつかり合いが

この映画のテーマに置かれていたことが良かったと思う。

どうしても、有名漫画家の若き頃はこうだったと描きたいところだけ

あくまでもサブに置きながら作品を作り上げたように思う。

素晴らしい映画でした。

追記 HUMAN ドキュメント&クローズアップ現代 

HUMANドキュメンタリー&クローズアップ現代

2022年5月25日フェイスブック 藤子不二雄Ⓐさんの映像です。

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